しろごしょう
【泣いて笑って、もっと笑ってごはん!そんな、日常。】 オーダーはお休みをいただいております。不定期教室・イベントでお会いしましょう。
工場の思い出。
- 2014/03/05 (Wed) |
- 連作『世界の真ン中の樹』 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
工場が好きです。
派遣にいた頃のこと。
超短期の工場の現場などは「嫌々」というかたが多く、
派遣会社の方も「こんなの嫌とは思うけど」とおっしゃゆのです。
とびつく私は変わり者だったそうです。
「見学でも見られないところに入って、体験して、お給料までもらえるなんて!」
という。
なんで工場が好きなんでしょうね。
働くクルマ、働く機械、って自分にとってはなんとも愛おしいのです。
機械がなにかを製造してる姿には、大きな生命感をかんじます。
小学校の頃は、授業で工場見学がありました。
楽しい思い出です。
大学受験のために京都へ通い出した頃、
(縁はあるのにおりたった記憶がない)北九州市を新幹線で通過する時の風景が、
ずっと胸に焼きつきながら溜まって行きました。
教科書でしかしらなかった新日鐵を代表とした北九州の景色を通過して、
トンネルばかりになるころには頭の中で景色ににあう映画を組み立てながら、うとうと寝るのです。
帰って来る時は、その風景に福岡県を感じて博多へ降り立つのです。
ずっと何年も何年も、繰り返しました。
私の魂の何%かは、あの風景のどこでもない全体に、置いてきてあるのです。
大人になってからのこと。
どういうご縁なのでしょうか!
一時期、その景色を存分に楽しむ交際をさせていただいてました。
一生の宝と言える時間だと思います。
工場だらけのエリアにもつれていってもらいました。
胸がいっぱいになりました。
通信制に移籍してからの苦労と、卒業できるのか不安な中、
心を補強してもらえた気がします。
さすが工場です。
いえ、もちろん、その思い出なり、人なりにですとも。
ノコギリ屋根が全てではないのですが、
“工業地帯”をあらわすモチーフとして、
ノコギリ屋根のシルエットを卒業制作の絵の中にいれてます。
PR
COMMENT