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しろごしょう

【泣いて笑って、もっと笑ってごはん!そんな、日常。】 オーダーはお休みをいただいております。不定期教室・イベントでお会いしましょう。

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『事故物件 身も凍る執念』違う意味でキンキンに冷える。

こんにちは、しろうめ庵のもよもよなほう私です。

今日見た作品の一つ。
『事故物件 身も凍る執念(吹替版)』
https://amzn.to/42kdfiM

【あらすじ】

自己愛の強いママが、パパにかまってかまってタイム。
(死ぬ気がないのに、メンタル系のお薬を飲みすぎてやると暴れる=自殺狂言)
で、娘にぶつかって娘が転落死。
そんな、家。
この家族のもともとの評判の問題のような気もするが、
とにかく売りに出されていらいずっと空き家である。

主人公はシングルマザー(里子)
日本でいうペンション開業をしようと脱サラしたデザイナー。
ピンときたこの物件に、入居して改装できたらHPを公開して…と考えていると、
さっそく入居したいと女性が押しかけてきて?
なんか距離感がおかしいんですが?

というお話。
そう、ネタバレになるかもしれませんがホラーではなくサスペンスです。
幽霊ではなく、何かがおかしい人という「隣人系/ヒト怖」というアレです。
なので幽霊が無理だけど刑事ドラマはよくみるよってかた、大丈夫ですよ!

【感想】

「自分は子供を愛してるしそれはとても正しい」のような考えにとりつかれて、
子供を振り回す親はほんとうに残酷。
ましてや、この作品では自己愛が強すぎるお姫様ママが事故をおこしてはじまる。
いきすぎた教育ママとか、わかりやすい搾取や暴力ではなく、シンプルに自己愛。
もちろん、酷くないほうがいいに決まってはいるのですが、
何なのこの女……
なんだか、事故物件という言葉に対しては軽すぎるけど、
子供の死が重要なポイントにある物語として、あまりに悲しい。
なんだよ本当に。
というか、こういう人ほんとうにたまにいるよね。

死んだ人が見える=幽霊の可能性がゼロではないけど、
冒頭のママの描写から普通に幻覚ですよねたぶん。
(霊感があるのを幻覚症状として無理に不要な治療をされる系とは、なんか違う)
疾患があっても受け止めてくれるパートナーがいれば家族で居られたり、
子供をもつことも、もちろん諦める必要はないんです。
その定番の形が幸せなら、それを求めて得て良いんです。
でも、やっぱり、子供どころではない自分が主役のイヤイヤママっぷりとか、
それで子供が怪我や死に至るシーンがくると、
本当に心がしんどいな。

というか現実、こういうひとが家族をえて、
私はひとりだ。
こうして、したり顔で悪口をいってるいやなやつだから当たり前だ。
なんて人生だろう。

吹替が個性的すぎるので(意味深長)
逆になんだかんだ最後まで耐えられたのかもしれない。

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『シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ 2 』と殺人鬼系キャラに思うことなど。

こんにちは、しろうめ庵のこわがりのほう、私です。
でも、こわいのをみるほうも私。

書いたつもりが、投稿が見当たらなかったので再度。
〇見放題の対象が「2」
〇スラッシャー系に脈絡をもとめるのもどうか
〇筋肉がすべてを語るから「1」みてないけど大丈夫さ!!

『シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ 2 (See No Evil 2)』(2014)
https://amzn.to/44mPXKM

スラッシャー系?

「ホラーって言っても、おばけなのか殺人鬼なのかわからないよね」
はい、オカルトと殺人鬼ものは区別したいとです。
ついでに、捜査機関が対応する殺人犯と、特殊部隊等が対応する殺人鬼の区別。
なので、理屈を超えて異常な体力で殺しまくるようなまさに鬼の所業がスラッシャー系。
(あと、サイコパスと「人が怖いヒトコワ」とかもそれぞれ違いますよねぇ)
でも、理屈っぽくてくどいなって、割愛してるんです。

私は普段は視聴しない友人たちの感覚にあわせて紹介したくて、
「ホラー・オカルト・サスペンスの棚にまとめてドボン系」
など言いがちなんです、雑ですみません。
でも、怖い・苦手について食品アレルギーのように事前確認も当たり前の時代だから、
ぱっとみの画像かなにか作ろうかなぁ…と考え込んでます。
だって、本編の前にもう何字よ。ね。

本編はね、
〇若者「こんなとこ入っちゃだめだよ」「平気だよ」「楽しもうぜ」「やーんエッチ」
〇殺人鬼「ざっくり、ばっさり、ぼっきり、どっきり」

以上!
内容がない?いつもと同じ?
いや、この作品はおそろしい個性を秘めているのです。

若者たちがジェイソンも殺す順番を迷うビッチぞろい。
そう、こういう若者グループにもおなじグループらしからぬ真面目っぽい子がいるよね?
それで調子に乗ったり力自慢だったりの行動の差で、死ぬ順番ができてくる。
ただ「ジェイソンも殺す順番を迷うビッチぞろい」。
誰から死ぬのか予想がつかない。
ここは先回りされて大きな音でるから用心しとこみたいなことができない、
この人はまだ死なない、このピンチは大丈夫さみたいな予想も平気ではずれる。
観てるこちらが、若者の奔放さに弄ばれてる。
イヤン。

一般的な作品では、こういう若者グループが冒頭で全滅させられて、
これから大変なことがおこるぞ~て演出になったりするのだけど、
まさか本編とは斬新。

もしかしてこの殺人鬼に見覚えがある?

映画は知らなくても殺人鬼に見覚えがあるというかたが多い気がするよ。
『Dead by Daylight(デッド バイ デイライト)』のメインキャラ。
殺人鬼・トラッパーがこの映画の主人公(殺人鬼)に似てる。
オリジナルキャラのモデルまとめ系の記事(予想で合って事実とは限らない)でも、
言及されてるのをあまりみかけないし似てるねって話題にもあがらない。

※ほぼ怨霊化してる殺人鬼とのおにごっこゲーム(2015-)
※既存の映画とのコラボ=ゲストキャラも多く注目度が高い。

でも、
話題にならない=関係ない=個別に似てると思われない=あるある。
なのかな????

__

創作の多くは現実を参考に夢想する

キャラのモデル、たとえば、殺人鬼キャラクターのひとり・ドクター。
電気ショックの棒をもって、逃走中の人間はこの医師が近づくだけでトラウマで悲鳴があがる。
このモデルが現実世界の中国にいるというか「ある」
中国ではネット中毒(ゲーム依存)の更生として、一部の機関では電気治療が行われる。
治療という言葉に疑問を持たざるを得ない拷問や洗脳の絵面で。
もちろんほとんどが本人の同意を得ない強制入院でもあり、大いに問題になった。
一つの事件ではなく社会問題になるほど複数の施設が関わっており…
現実は小説より奇なりという言葉でも片付かない。

ゲームの殺人鬼だって現実の影響を受けるし現実のほうが恐ろしいって話。
恐ろしい事件はゲームや漫画のせいだとテレビ系の報道は言いがちだけど、なんだかな。

「いまのこの技術を発展させると、こういうものがあるのでは」
「この問題に対応できないと、将来的にこういう事件がおこるのでは」
「現実では裁かれない悪を、創作の中だけでもぎゃふんといわせてよ復讐代行人」

ゲームが映画や漫画から影響をうけて蛮行に及ぶ個人がいたとして。
支離滅裂で現実感のない作品と、現実の区別がつかないような理性・知性.
誰が育てたの、育てられなかったの?
刺激的な作品に、コロッセオ等から脈々と続く民衆の残虐なストレス発散と位置づけて、
唾を吐いて指摘して規制しても何にもならない.
なぜなら脈々と続くほど刻まれているってそういうこと。
ではそれほどの欲望をうみ発散を必要とする現実社会って何なの?ていう。

創作物や娯楽は、いくら非現実的と言っても、
あくまでも現実世界に基づいて映り込んだものですよ、鏡ですよっと。

魚拓取る必要もないと思ってたらすぐ消されたニュースでさ、
国内で自作の爆発物を使ったテロで現行犯逮捕された人の証言ね。
「過去のニュースで、ゲームや漫画を参考にできるというから色々読んだけど参考資料になるものはなかった。小説でもよくわかならいし、結局ネットでしたべた(ニュース画像などで仕組みを解説してるものがでてくる)」
てのがあったんですよ。
よく正直に書いたなと感心してたら、数日後には例によって飛び交ったのが、
「犯人はゲームや漫画を参考にしたんです規制しなければ」
そういう姿勢が多くの人にショックを与えて、またどこかの作品で取り扱われるんですよね。
輪廻だなぁ。

※グループの生死の法則が完成されてるという件はこちらの映画で。
映画『キャビン』すべて仕組まれたホラープロジェクトの恐怖
http://shiroumeby.bangofan.com/Entry/481/

あるあるからの慣用句「ジェイソンも殺す順番を迷うビッチぞろい」はこちら。
『ねこもくわない』全①巻で読みやすいゴラク。
__

ということで、実話と生存しながら創作を楽しみましょうかね。
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またお会いしましょう!


おや?

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『The Seat』人生は往々にして椅子取りゲーム

こんにちは、しろうめ庵の「あれ、観たけど書いてないのが溜まってるぞ」なほう私です。
もちろん読書も、購入したものの読めていない『積ん読(つんどく)』が増えてます。
電子書籍、無限に積めるから…もうね……

というわけで、最近見た作品の紹介。
なんと26分←
連続アニメの1週ぶん?
そういう映画もあるんですね…
実験映画というジャンルだと、もっと短い作品もたくさんありますが、
映画と思ってつけたらから驚きました。

『The Seat』(2019)
primevideo→https://amzn.to/3UzZadc

山間の廃校で現在はよろずの集会場になってるような、古い校舎。
タイトル通りなんですが、椅子取りゲームです。

9割がたセリフがありません。
緊張感のための長さ、緩慢で苦痛にならない程度の短さ。
そのギリギリのせめぎあいの編集結果が26分なのかな。

舞台演劇とか、コンテンポラリーダンスとかの延長戦かなぁ?
良い意味で、大学の舞台系の学科の班ごとの発表(大きめの発表)のような、
いっぱつかましてやろうみたいな強い感じのする作品でした。

(以下ネタバレを含む感想です)

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・・・つづきはこちら

『X-MEN』突然変異のキャラクターの物語だって変異するよねって。

こんにちは、しろうめ庵の「デザートの缶詰があけられない自分のへなちょこがくやしくてくやしくて感情が処理できなくてハンバーグを作って焼いて食べるほう」私です。なにそれ。

こんなツイート。

タイトルにも書いてますが『X-MEN』の話をしています。

アニメ版テレビシリーズ 1992-1996年(吹替版)Disny+
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/x-men/6vjPLmGOukEp

実写1作目 2000年(吹替版)prime video
https://amzn.to/3CkbM0f

コミック(アニメ)ではとってもわかりやすいコスチューム系ヒーローです。
日本でいうと、タイガーマスクや昭和デビルマンのプロレス系といえましょうか。



で、映画は?
実写化というのは本当に難しくて、二択だとおもってます。
「お金のかかったコスプレショー」なのか、
「現実世界の延長線である、どこかに存在する彼ら」なのか。

とはいえ、現実世界の延長線の追求で完結すると、効果のないそぎ落としです。
そぎ落とされたどこの誰でもなくなった美男美女のすったもんだを見せられましても…ね。
しかし、コミック(アニメ)で感じる、
「AさんとBさんの2人の間の空気」
「CさんとDさんは大人同士ではあるけど、世代が違うんだよなぁ」
のような、日本の漫画やアニメでいう属性を要素として拾い上げて、
誇張することで漫画っぽさを再構築している印象でした。
(属性=弟ポジションとか、性格ツンデレとか)
当時、
「〇〇と〇〇はそんな関係ではない」
という声もよく聞きました。
それオタクの日常会話なので、
自分の感ましてや見るかどうかに影響を及ぼすほどの価値はないただの囀りです。
スルーしましょうね。

「公式が最大手の二次創作」
「作品の出来不出来ではなく、解釈の違い」

そして自分としては、えがきかたについてなるほどと思うし、
そういう理屈抜きに「楽しいし、好きだし、あまり悪く言わないでほしい」
と思ってます。
コミックもアニメも実写も。

これはひとりごとですが、
「自分の好みではない」というだけのことを、
「作品の不出来」のようにすり替えて批判するひとが一定数居ます。
そういう人の言動は、日常においても信用できません。
以下略。

※すべて個人の感想です。

さて、存在感ある実写版ウルヴァリン、ヒュー・ジャックマン氏については、
最近すこし触れました。
触れ?そんな、触れるなんてめっそうもない(*´Д`)ハァハァ
https://shiroumeby.bangofan.com/Date/202209/

あーーー大好き。
毛玉ちゃんの次に可愛い、大好き。

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漫画『絶望集落』最強のモンスターは猿

こんにちは、しろうめ庵の「博多弁ではなくて、福岡県中心・九州の言葉が断片的に混ざった変な訛りのほう」私です。
ですます調で話せば、たぶん大丈夫…え、イントネーション?すみません。

さてさて、
地域分けでいうと中国四国地方でありながら九州地方でもある山口県。
距離はあっても身近に感じているので、このニュースには驚きました。
住民が猿に襲われている!!!!
ニュースにならないだけで各地でも小さな被害は日々起きていると思いますが、
逆に言えば、ニュースになるほど深刻な被害状況なのだということですね。

何年も前ですが、
福岡でも山を車で行くと猿が集まってきて、ずっと見てるんですよ。
開いてないか、あいてたら手出しできる相手かとか見てるんでしょうね。

猿は器用で賢い。
そのうえ、人よりも力強い。
熊や猪のように大きくはないので、潜り抜けすりぬけ自由自在。
恐ろしいですね。

ということで思い出したのが、この漫画です。



猿のようななにかが、めちゃくちゃに人を襲います。
こわい……。



実は、こわいなーって途中でリタイアしてます。
でも、解決を観たらこわくないのかも?て完結に興味はあって、
そろそろ読みたいと思ったら、現実のニュースです。
ぎゃぁ。



ぎゃー。

応援してる同年代の作家さんが、まさにその地域なの。
町内放送で「家から出ないで!」とかあるそうで、
仕事柄言われなくても基本的に出てられないとおもうんですけど(連作件数が多い)
でもハラハラなので、大変だねって思ったら先生を買って応援してください。

エッセイストでギャグマンガ家のカレー沢薫先生が、
30代で「大人の発達障害」通院に挑む実録漫画(医師の解説つき)


キャリアウーマンで生涯独身貴族だった叔母の、悲惨な孤独死。
つまり婚活するしかない?と思ってしまったヒロインの終活漫画。

テレビなどでも取り上げられて、けっこう話題。

動物のあたたかな漫画。
ギャグで泣かせて来るんだもの先生ったら。


その地域の猿を根絶やしにするわけにはいかない。
けれど人の居住エリアと猿のテリトリーが混ざってしまっている。
これがフィクションなら、
山に何かの脅威があって猿が出てきている。
その脅威さえ取り除けば…
という展開かもしれないけれど、現実はそうはいかない。
どう解決できるんでしょうか、
なんとかなってほしいけれど、悲しいことも起きないでほしいなぁ。

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