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しろごしょう

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『シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ 2 』と殺人鬼系キャラに思うことなど。

こんにちは、しろうめ庵のこわがりのほう、私です。
でも、こわいのをみるほうも私。

書いたつもりが、投稿が見当たらなかったので再度。
〇見放題の対象が「2」
〇スラッシャー系に脈絡をもとめるのもどうか
〇筋肉がすべてを語るから「1」みてないけど大丈夫さ!!

『シー・ノー・イーヴル 肉鉤のいけにえ 2 (See No Evil 2)』(2014)
https://amzn.to/44mPXKM

スラッシャー系?

「ホラーって言っても、おばけなのか殺人鬼なのかわからないよね」
はい、オカルトと殺人鬼ものは区別したいとです。
ついでに、捜査機関が対応する殺人犯と、特殊部隊等が対応する殺人鬼の区別。
なので、理屈を超えて異常な体力で殺しまくるようなまさに鬼の所業がスラッシャー系。
(あと、サイコパスと「人が怖いヒトコワ」とかもそれぞれ違いますよねぇ)
でも、理屈っぽくてくどいなって、割愛してるんです。

私は普段は視聴しない友人たちの感覚にあわせて紹介したくて、
「ホラー・オカルト・サスペンスの棚にまとめてドボン系」
など言いがちなんです、雑ですみません。
でも、怖い・苦手について食品アレルギーのように事前確認も当たり前の時代だから、
ぱっとみの画像かなにか作ろうかなぁ…と考え込んでます。
だって、本編の前にもう何字よ。ね。

本編はね、
〇若者「こんなとこ入っちゃだめだよ」「平気だよ」「楽しもうぜ」「やーんエッチ」
〇殺人鬼「ざっくり、ばっさり、ぼっきり、どっきり」

以上!
内容がない?いつもと同じ?
いや、この作品はおそろしい個性を秘めているのです。

若者たちがジェイソンも殺す順番を迷うビッチぞろい。
そう、こういう若者グループにもおなじグループらしからぬ真面目っぽい子がいるよね?
それで調子に乗ったり力自慢だったりの行動の差で、死ぬ順番ができてくる。
ただ「ジェイソンも殺す順番を迷うビッチぞろい」。
誰から死ぬのか予想がつかない。
ここは先回りされて大きな音でるから用心しとこみたいなことができない、
この人はまだ死なない、このピンチは大丈夫さみたいな予想も平気ではずれる。
観てるこちらが、若者の奔放さに弄ばれてる。
イヤン。

一般的な作品では、こういう若者グループが冒頭で全滅させられて、
これから大変なことがおこるぞ~て演出になったりするのだけど、
まさか本編とは斬新。

もしかしてこの殺人鬼に見覚えがある?

映画は知らなくても殺人鬼に見覚えがあるというかたが多い気がするよ。
『Dead by Daylight(デッド バイ デイライト)』のメインキャラ。
殺人鬼・トラッパーがこの映画の主人公(殺人鬼)に似てる。
オリジナルキャラのモデルまとめ系の記事(予想で合って事実とは限らない)でも、
言及されてるのをあまりみかけないし似てるねって話題にもあがらない。

※ほぼ怨霊化してる殺人鬼とのおにごっこゲーム(2015-)
※既存の映画とのコラボ=ゲストキャラも多く注目度が高い。

でも、
話題にならない=関係ない=個別に似てると思われない=あるある。
なのかな????

__

創作の多くは現実を参考に夢想する

キャラのモデル、たとえば、殺人鬼キャラクターのひとり・ドクター。
電気ショックの棒をもって、逃走中の人間はこの医師が近づくだけでトラウマで悲鳴があがる。
このモデルが現実世界の中国にいるというか「ある」
中国ではネット中毒(ゲーム依存)の更生として、一部の機関では電気治療が行われる。
治療という言葉に疑問を持たざるを得ない拷問や洗脳の絵面で。
もちろんほとんどが本人の同意を得ない強制入院でもあり、大いに問題になった。
一つの事件ではなく社会問題になるほど複数の施設が関わっており…
現実は小説より奇なりという言葉でも片付かない。

ゲームの殺人鬼だって現実の影響を受けるし現実のほうが恐ろしいって話。
恐ろしい事件はゲームや漫画のせいだとテレビ系の報道は言いがちだけど、なんだかな。

「いまのこの技術を発展させると、こういうものがあるのでは」
「この問題に対応できないと、将来的にこういう事件がおこるのでは」
「現実では裁かれない悪を、創作の中だけでもぎゃふんといわせてよ復讐代行人」

ゲームが映画や漫画から影響をうけて蛮行に及ぶ個人がいたとして。
支離滅裂で現実感のない作品と、現実の区別がつかないような理性・知性.
誰が育てたの、育てられなかったの?
刺激的な作品に、コロッセオ等から脈々と続く民衆の残虐なストレス発散と位置づけて、
唾を吐いて指摘して規制しても何にもならない.
なぜなら脈々と続くほど刻まれているってそういうこと。
ではそれほどの欲望をうみ発散を必要とする現実社会って何なの?ていう。

創作物や娯楽は、いくら非現実的と言っても、
あくまでも現実世界に基づいて映り込んだものですよ、鏡ですよっと。

魚拓取る必要もないと思ってたらすぐ消されたニュースでさ、
国内で自作の爆発物を使ったテロで現行犯逮捕された人の証言ね。
「過去のニュースで、ゲームや漫画を参考にできるというから色々読んだけど参考資料になるものはなかった。小説でもよくわかならいし、結局ネットでしたべた(ニュース画像などで仕組みを解説してるものがでてくる)」
てのがあったんですよ。
よく正直に書いたなと感心してたら、数日後には例によって飛び交ったのが、
「犯人はゲームや漫画を参考にしたんです規制しなければ」
そういう姿勢が多くの人にショックを与えて、またどこかの作品で取り扱われるんですよね。
輪廻だなぁ。

※グループの生死の法則が完成されてるという件はこちらの映画で。
映画『キャビン』すべて仕組まれたホラープロジェクトの恐怖
http://shiroumeby.bangofan.com/Entry/481/

あるあるからの慣用句「ジェイソンも殺す順番を迷うビッチぞろい」はこちら。
『ねこもくわない』全①巻で読みやすいゴラク。
__

ということで、実話と生存しながら創作を楽しみましょうかね。
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またお会いしましょう!


おや?

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