しろごしょう
【泣いて笑って、もっと笑ってごはん!そんな、日常。】 オーダーはお休みをいただいております。不定期教室・イベントでお会いしましょう。
『ねこもくわない』
- 2018/05/15 (Tue) |
- 読書・映画の備忘録 |
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崖から落ちそうになった相棒を見て「ファイトォォォォ」と叫びながらも、精神的に追い詰められて「マイブームという表現は死語ではなくサブカル用語(みうらじゅん氏でしたっけ)」とか考えてそうなほうの、私です。
しろうめ庵に参加することのなったかたは、私とマッスルなアウトドアをしてはいけない(というか私がマッスルな活動ができないのか)
前置きが長くなりましたが、マイブームなんです。
カレー沢薫、というギャグ漫画家さんでエッセイ(文章)のお仕事もさえさえなのに会社勤務もずっと続けているという奥様。
という肩書だと、よぼど「キラキラ女子」みたいなのに、むしろそういう言葉に首をかしげるダークサイドなオタク女子作家さんです。
ギャグ漫画は、見た目がいいクズ・美形なのに趣味に生きていて世間とずれている人・ネコがよくでてきます。
エッセイは自虐が主軸になってますが、さわやかです。
「他人の不幸は蜜の味、今日も他人の不幸でメシがウマい」というような、見下す快感とはまったくちがいます。
正直に言いますと、おかしな表現かもしれませんが、
神聖なものを見た!!
SNSをみていると、個人の執筆でも、広告や拡散でみかけるようなどこかの公式サイトの連載でも、
「自虐とみせかけて毒舌」という形を安易に演じているがそれですらなくて、「アイアムナンバーワン」しか聞こえてこないサゲサゲなものを、いやというほど目にします。
もう地雷としかおもえなくて「いちげんさんお断り」というか、自分の視界に入ってきて読むことを目が自動的に拒否していることが増えました。
そんな私にやさしくない似非自虐時代に!!
カレー沢女史の文章は美しく、正しく、心揺さぶるものがあります。
風刺的な描写であっても「普通のことを普通にできてる人」への敬意があります。
魅力を語りつくすのに何文字必要なのかわかりませんが、そろそろ話題を先に進めないと寝れません。
さて、そんなカレー沢ワールドとの出会いはこちら。
『ねこもくわない』
基本無料の漫画サイト(ピッコマ)で1話無料でした。
あまりに引き付けるものがあって、以降1話しずつバラ売りで買いました。
お恥ずかしながら、基本無料サイトの有料コンテンツって、サイト内で配布されるポイントである程度楽しめるものなんですよね。
とかいうと、こちらもそうっぽいでしょう。
いえいえ、
いわゆる基本無料の漫画サイトで初めて課金しました。
で、それ以降はこのかたの作品をkindle(アマゾン)でずっと買っております。
なので、この作品も買おうかなと迷ってます。
前述のような、二枚目のクズとネコのいろいろ世紀末な日常をえがいたギャグです。
俳句をきいているような、なんともいえないテンポがくせになります。
自分は会社勤めと絵仕事が両立できずに、絵は休業して趣味ですら手を動かせていません。
自身でも、もっと情熱があれば手が動くんだろうな自分はダメだなーと思ってます。
持病の関係で無理はしないと決めて、自分を甘やかして生きています。
が、
カレー沢女史の作品の独特のさわやかさを味わうと、子供時代に好きな漫画の絵を描いているときに心に満ちていた「ほくほく」が胸にこみあげて、いまよりもう少しだけ頑張ろうという気持ちになるのでした。
しろうめ庵に参加することのなったかたは、私とマッスルなアウトドアをしてはいけない(というか私がマッスルな活動ができないのか)
前置きが長くなりましたが、マイブームなんです。
カレー沢薫、というギャグ漫画家さんでエッセイ(文章)のお仕事もさえさえなのに会社勤務もずっと続けているという奥様。
という肩書だと、よぼど「キラキラ女子」みたいなのに、むしろそういう言葉に首をかしげるダークサイドなオタク女子作家さんです。
ギャグ漫画は、見た目がいいクズ・美形なのに趣味に生きていて世間とずれている人・ネコがよくでてきます。
エッセイは自虐が主軸になってますが、さわやかです。
「他人の不幸は蜜の味、今日も他人の不幸でメシがウマい」というような、見下す快感とはまったくちがいます。
正直に言いますと、おかしな表現かもしれませんが、
神聖なものを見た!!
SNSをみていると、個人の執筆でも、広告や拡散でみかけるようなどこかの公式サイトの連載でも、
「自虐とみせかけて毒舌」という形を安易に演じているがそれですらなくて、「アイアムナンバーワン」しか聞こえてこないサゲサゲなものを、いやというほど目にします。
もう地雷としかおもえなくて「いちげんさんお断り」というか、自分の視界に入ってきて読むことを目が自動的に拒否していることが増えました。
そんな私にやさしくない似非自虐時代に!!
カレー沢女史の文章は美しく、正しく、心揺さぶるものがあります。
風刺的な描写であっても「普通のことを普通にできてる人」への敬意があります。
魅力を語りつくすのに何文字必要なのかわかりませんが、そろそろ話題を先に進めないと寝れません。
さて、そんなカレー沢ワールドとの出会いはこちら。
『ねこもくわない』
基本無料の漫画サイト(ピッコマ)で1話無料でした。
あまりに引き付けるものがあって、以降1話しずつバラ売りで買いました。
お恥ずかしながら、基本無料サイトの有料コンテンツって、サイト内で配布されるポイントである程度楽しめるものなんですよね。
とかいうと、こちらもそうっぽいでしょう。
いえいえ、
いわゆる基本無料の漫画サイトで初めて課金しました。
で、それ以降はこのかたの作品をkindle(アマゾン)でずっと買っております。
なので、この作品も買おうかなと迷ってます。
前述のような、二枚目のクズとネコのいろいろ世紀末な日常をえがいたギャグです。
俳句をきいているような、なんともいえないテンポがくせになります。
自分は会社勤めと絵仕事が両立できずに、絵は休業して趣味ですら手を動かせていません。
自身でも、もっと情熱があれば手が動くんだろうな自分はダメだなーと思ってます。
持病の関係で無理はしないと決めて、自分を甘やかして生きています。
が、
カレー沢女史の作品の独特のさわやかさを味わうと、子供時代に好きな漫画の絵を描いているときに心に満ちていた「ほくほく」が胸にこみあげて、いまよりもう少しだけ頑張ろうという気持ちになるのでした。
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