しろごしょう
【泣いて笑って、もっと笑ってごはん!そんな、日常。】 オーダーはお休みをいただいております。不定期教室・イベントでお会いしましょう。
バレンタインデー
- 2022/02/14 (Mon) |
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こんにちは、しろうめ庵の屁理屈おおめのほう!こと、私です。
さて、本日は2月14日です。
これを書いているところに呼び鈴が鳴って、大家さんから海苔をいただきました。
ヒャッホー!!!
海苔は、下手な献立よりも栄養価に優れていると聞きます。
(もちろん、人間性として献立があるにこしたことはない)
ところで、2月14日は何の日でしょうか?
そう、日本の「予防接種」のはじまりの記念日。
新しい発見や進歩で、常識もどんどん変わるので、
豆知識らしき内容を書くときはいつも迷ってます。
「この情報は正しいのか」
「どのように、かみ砕くか」
このことへの意識がさらに強くなったのは、この数年。
世界的な感染症と戦う社会で生きている中で、気づかされた気がします。
そのことはまた、言葉をえらんでゆっくり書くとして…
日本の予防接種の話を少しだけ。
(広告の後に記事が続きます)
さて、本日は2月14日です。
これを書いているところに呼び鈴が鳴って、大家さんから海苔をいただきました。
ヒャッホー!!!
海苔は、下手な献立よりも栄養価に優れていると聞きます。
(もちろん、人間性として献立があるにこしたことはない)
ところで、2月14日は何の日でしょうか?
そう、日本の「予防接種」のはじまりの記念日。
新しい発見や進歩で、常識もどんどん変わるので、
豆知識らしき内容を書くときはいつも迷ってます。
「この情報は正しいのか」
「どのように、かみ砕くか」
このことへの意識がさらに強くなったのは、この数年。
世界的な感染症と戦う社会で生きている中で、気づかされた気がします。
そのことはまた、言葉をえらんでゆっくり書くとして…
日本の予防接種の話を少しだけ。
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〇その時の対象の病気は「天然痘」
国立感染症研究所ホームページを参照する※閲覧注意(全身に小豆のようなブツブツ)
〇寛政2(1790)年2月14日に、秋月藩のに仕えた医師・緒方春朔(おがたしゅんさく)が取り組んで成功し、全国へ広がったとされる。
イギリスのジェンナー医師の種痘法(1796年5月14日)にさかのぼること6年、モーニッケ(1849)が日本にもたらすまで60年。
緒方医師の出資者が、研究の有意義性を考え我が子を臨床試験(治験)にと申しでる気持ち。
意義を前に自分の反対を飲み込んで「失敗したら夫婦で後を追う」と同意する妻(母親)。
それまでの歴史は、人柱として命を捧げるということは、死を意味してきた。
けれど、神頼みの儀式ではなく医学。
被験者である子供は、予防接種の副反応を克服・免疫を獲得して、生き残った。
この子供の気持ちは、いかなものだったろう。
…しかし「さぁ成功だ」とホイホイ皆つづくことは可能だろうか?
健康状態のいい子供だったから回復できたのでは?
喪失した際の社会的な影響という意味で、病気の回避が必要な人ほど、
失敗が許されないのだ。
それに、自分の知恵知識の及ばない存在(薬品)への畏怖は、
病気や死への恐怖と、種類が似ていてもおかしくない。
現代人だってそういう声は大きい。
江戸の世に、どれだけの苦労があったか計り知れない。
研究の道筋一つとっても、
実用化するにあたっても、
ほかの土地で導入するにあたっても、
もうすべてが、考えるだけでも果てしなく、めまいがしそうだ。
当時の蘭学がどこまで現代の医学と遜色のないものか、私にはわからない。
けれど、現代の私から見ても予防接種という概念そのものが、驚きだ。
予行演習と思えば当たり前?
いや、生活の経験則ではアナフィラキシーショックが身近だ。
命拾いしても二度目はない。
それなら、命を落として当たり前の病気で、どうして予行演習という発想ができるだろう。
*****
などという驚きと感動に情緒をゆさぶられながら、
バレンタインはゆっくりと更けていきます。
私の今年のバレンタインは、相手が感染して自宅療養中です。
相手の仕事柄、むしろよく今まで耐えたなと、あらためて驚いています。
そして、私が濃厚接触者ではないということは、
生活が一緒ではないうえに、少なくとも数日は会ってないってことですよ、ハイ。
自分が健康体として物資を運ぶサポートできることは喜ばしいことですが、
それを再確認してしまって、今日だけムスッとしております。
当人は体調が辛くそれどころじゃないはずですから、今日だけです。
さておき、皆様の健康を願います。
そしてどなたさまも、家族に、隣人に、ご自身にも健やかな愛を。
朝倉市:ふるさと人物誌1 我が国種痘の祖 「緒方 春朔」(おがた しゅんさく)
緒方春朔 -わが国種痘の始祖-
【補足】
〇秋月藩(あきづきはん)は、福岡藩の支藩。現在の福岡県朝倉市(あさくら市)1623年(元和9年)に黒田長政の三男・黒田長興が福岡藩より5万石を分知されて立藩した。
〇藩=江戸時代の地方自治体の単位。一万石以上の領土をさす。
〇石(ゴク)は、土地の生産性の単位。単純な面積ではなく、実際にどのぐら収穫=持続性のある収益が見込めるかという価値。
※私は予防接種には大賛成で、受けることが可能なものはできるだけ受けたいと思っています。
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