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しろごしょう

【泣いて笑って、もっと笑ってごはん!そんな、日常。】 オーダーはお休みをいただいております。不定期教室・イベントでお会いしましょう。

カテゴリー「連作『世界の真ン中の樹』」の記事一覧

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世界の果テの魚

製作日記。

F100号『世界の真ン中の樹』続編を描いてます。

年に一度ひらいていこう=一年一枚は新しく描き続けようという、
日本画クラスの約束です。

着手が遅れに遅れ、焦っておりますが…
製作ノートを書き残さねばと。

STORY
新しい幕を開けたときにこそ見える、過去の“点”を繋ぐ“糸”。
いかなるシーン、経験も伝聞も、観測者たる自分がそこに存在する限り、
必ずなんらかの因果関係がある。
完全なる「ばらばら」は、ありえない。


描けますでしょうか。
描くのは私、
作品はいつでも扉の向こうに完成していてこちらの世界に出てくるのを待っているのに、
扉を開ける力は?

と、いうことで、パネルと向き合って唸ってます。

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ある言葉の壁。

ある記事は、修正したくて公開してないまま日が経ってます。
非公開から公開にしようとすると、アプリが落ちる。
下書きもパアになるので、少しかいては非公開保存。
ところが、いざ出来上がり(だけどまずは保存…)と、ボタンを押すと…
アプリが落ちる。
駄目出しにパソコンから書けばいいじゃんと、パソコンの用意。
が、その記事を書くためにつけると、やっぱりパソコンも不調。
うーん。

ただの偶然ですけどね!!!

でも、なんだか邪魔されてるみたいで、しょんぼりです。
別に、変な内容でもなくて、卒制のなかに施した実験の話なんですけどねー。
なんで、その記事だけエラーがおきるんでしょうね??

ほかの記事は(その記事をとばして書いた何本か)は、通常どおり更新できてるんですけど。

しょぼーん。

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京都造形芸術大(通信制)卒業展

告知できてませんでしたorz

日時:2014.3/9〜3/16
※15日は卒業式ですので混み合います。

場所:京都造形芸術大
人間館のあちらこちら

交通アクセス:京都駅から市バス5番→上終町京都造形芸大前(カミハテチョウ)

※人間館って?→目の前の大階段をあがった踊り場=柱や金色の像があるところ…の、左手です。
※建物をはいるとすぐに染色・織物→左手のカフェ内は学問系→奥へ進むと右手に陶芸・洋画・日本画。

いやんアバウト!!
。・゜・(ノД`)・゜・。

そんなわけで、日本画コースの私です。
18歳で普通に入試して入ったのに、
事故とその後遺症で通学できず…
「やむなく」という失礼な気持ちで通信制に移籍したのが、
かれこれ何年前でしょうか?

「けっこうな年齢なのね」
よく驚かれます。
うーん、
「自由すぎてちゃらんぽらんだから」
と、いつもお答えしております。
うふふふ。

さみしい日、悔しい日、焦る日、楽しい日。

おかげさまの上におかげさまで、
やっと、卒業です。

ありがとう、本当に、ありがとう。


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化石のこと、色鉛筆の思い出。

アオキイクチス。
化石です。
その名の由来である発見者は、福岡市の中学校社会科教員をされている、青木先生です。
タテユという変わったお名前で、建諭とかいたような気がします。

諭という漢字は、福沢諭吉と同じですね。
この漢字は『教え諭す(さとす)』
教えさとすという言葉は、単にデータを伝えることと“教える”ではなく、親が施すような躾を含みます。
精神性を伴った教育です。
その名前を与えた先生のご家庭にとって、青木先生が教員になられたことは、素晴らしい事だったのではないでしょうか。

アオキイクチスは、北九州市で発見されました。
現在は『いのちのたび博物館』に展示されてます。
ここにもまた、北九州市とのご縁。
住みたいなぁ。

私の姉と、私は、中学校でその青木先生に社会科を習いました。
個性的な先生で、はじめから色鉛筆セットを持参させます。
「白地図を塗るのが色鉛筆だと、なんかよくない?美しいやん」
ペンで書き込み赤の下敷きをかさねるような、ガリ勉的な授業ではありません。
テストのできが悪い子も、うまく学校に通えない子も、
平等に「プリントをがんばった点数」がもらえます。

私が豆知識や歴史ロマン妄想などで頭がパンパンなことは、女子生徒という括りでは今で言うキモオタ(ク)なのですが、
先生の授業では、自分の個性として大切にすることができました。

宿題で家でぬっていった白地図を「なんかいい」と感想を書いていただいたことが、自分にとっては特別な宝物です。

高校のデザイン科にいた頃は、鉛筆デッサンが主流でした。
鉛筆でデッサンをすると、はじめは「赤も青も、この黒でえがきわけるの?!無理!色鉛筆!」と思います。
けれど、大学で日本画コースにはいって色鉛筆でデッサンをすると「逆に難しい…鉛筆じゃだめですか!」となった不思議な記憶。

その不自由が、なんとも愉快で、心地よくもあります。

今回の卒業制作では、随所に色鉛筆をまじえてます。
そして、アオキイクチスもえがきました!
とはいえ、難しい。
アプローチに困ったときは、もちろんあの人に相談。
「この化石について感想を!」
その返事は私だけのものにしておきます。
なんでその返事があの絵になったのかが、説明しにくいから(笑)

ふー。
中学という微妙な時期に先生にあえたことは、きっと大きな何かになってる気がしますよ。
うん。

良い先生も、悪い先生も、ずーっと覚えていたいです。
なんとなく。

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工場の思い出。



工場が好きです。
派遣にいた頃のこと。
超短期の工場の現場などは「嫌々」というかたが多く、
派遣会社の方も「こんなの嫌とは思うけど」とおっしゃゆのです。
とびつく私は変わり者だったそうです。
「見学でも見られないところに入って、体験して、お給料までもらえるなんて!」
という。

なんで工場が好きなんでしょうね。
働くクルマ、働く機械、って自分にとってはなんとも愛おしいのです。
機械がなにかを製造してる姿には、大きな生命感をかんじます。

小学校の頃は、授業で工場見学がありました。
楽しい思い出です。

大学受験のために京都へ通い出した頃、
(縁はあるのにおりたった記憶がない)北九州市を新幹線で通過する時の風景が、
ずっと胸に焼きつきながら溜まって行きました。
教科書でしかしらなかった新日鐵を代表とした北九州の景色を通過して、
トンネルばかりになるころには頭の中で景色ににあう映画を組み立てながら、うとうと寝るのです。
帰って来る時は、その風景に福岡県を感じて博多へ降り立つのです。
ずっと何年も何年も、繰り返しました。

私の魂の何%かは、あの風景のどこでもない全体に、置いてきてあるのです。

大人になってからのこと。
どういうご縁なのでしょうか!
一時期、その景色を存分に楽しむ交際をさせていただいてました。
一生の宝と言える時間だと思います。
工場だらけのエリアにもつれていってもらいました。
胸がいっぱいになりました。
通信制に移籍してからの苦労と、卒業できるのか不安な中、
心を補強してもらえた気がします。
さすが工場です。
いえ、もちろん、その思い出なり、人なりにですとも。

ノコギリ屋根が全てではないのですが、
“工業地帯”をあらわすモチーフとして、
ノコギリ屋根のシルエットを卒業制作の絵の中にいれてます。

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