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しろごしょう

【泣いて笑って、もっと笑ってごはん!そんな、日常。】 オーダーはお休みをいただいております。不定期教室・イベントでお会いしましょう。

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庭の植物

こんにちは、しろうめ庵の仏や鬼をかくほうの私です。

とはいえ、
不思議なことは楽しいですが、そんなにスピリチュアルではないほうです。
そういうかたからいうと、否定的な心の汚いひと(笑
肯定的なのになー

というわけで、今日の肯定。

風水や言い伝えには
「庭に植えないほうがいい、縁起の悪い・運気を下げる植物」
といわれているものが何種類かあります。
なんで?ばかばかしい?

なんなんでしょうね。

その一例がビワ。

風水などでは「病人が絶えない」といわれていました。
大前提として、ビワの実はとてもおいしいです。
旬の実りは、その季節に体が欲しい成分が入っていて体を整えてくれますよね。
しかも、種や葉は薬になります

そんな、体にいいビワが自分の家の庭にあるのに病人が絶えないってどういうこと?

このカラクリが面白くて、
たとえば庭先にビワがあると人がよくとっていく
「葉っぱぐらいいいよね(いっぱい成ってるし実も)」
「いいなー、ちょうだいよ、自分でやるから許可だけでいいよ」
「ほしいから、取ってきてよ」
めんどっくさい!!
家の人間の思惑ではない採集や踏み固めは庭にダメージがでるし、
昔はいまより自由にとっていかれがち(私有地で育てていても)
すごくストレス

結果、庭にビワがあるといろいろめんどくさくって病んじゃう…
というのが起源ではないかという説があります。

それからもうひとつが、
ビワは木の見た目以上に根が強烈に張るそうです。
そこで、場合によっては塀や家の基礎にも影響が出るそうですね。
月極駐車場の隅っこに(おそらく家のあったころの名残で)ビワがあるところもありますが、
アスファルトがもちあげられてるのを見かけます。
すごい。

そういう意味で、いい木なんだけど自分の家には向かないと言われてる。
という説があります。

実は、風水や先人の知恵はけっこう理屈があるんですよね。
理論が全く(私の知識では)理解が及ばないような超時空なスピリチュアルではないんです。
家庭のカガク。

同じく、ビワの仲間のイチジクも家にはよくないと言われてます。
漢字で書くと「無花果」と書く。
花がないというのはいかがなものか(実際は目立たないだけであります)
ということが理由ではなくて、

種無しだから、子宝に恵まれない!という縁起の問題だそうですよ。

実際は、食べるときは果肉はわずかで、あのピンクから赤い部分は種と種を包むワタでは。
ナッツ感がないから、種無しっていわれてしまうのでしょうか。

実際は、繊維質やビタミンが女性の味方といわれてます
見た目も失礼ながら乳房や女性器のような雰囲気がなくはないわけで、
むしろ子孫繁栄のイメージにつながればいいのに?
と思うのですが、

ここにもビワと同じく、扱いにくさという実際問題が関わってそうですよ。

えぇ、これも根が張って土の中がズタズタになるそうです。
畑の隅にあったらどうなんでしょう、作物にもよりますが根菜類にとっては邪魔ですね。
それから、
無花果は熟れるとさけて、甘い香りがただよう。
最高です。
最高ですが、蟻まみれになります。
ありんこさん。
そのほかの虫もよぶでしょう。
虫が行列を作るスイーツのメッカとなります。
なるほど、それはちょっと困りますね。

なんだか、このあたりが実際の「いいんだけど自分の家にはね」から
「あまりおすすめできないなー」とか「やめといたほうがいいよ」になって、
いつのまにか不吉につながったのではないかとというね。

先人の知恵やアドバイスですね。

さて、なんでこの話題になったかというと、
自分の裏庭に自生している「草にしては立派だ」と放置していた植物が、
どうやら犬ビワらしいです。
らしいというのは、
最近見つけたまだ青い実の形状から無花果の仲間と判断して、
葉っぱの形が無花果そのものではないので調べました。
葉っぱはビワの形なのです。

なんで犬かというと、「ビワほどはおいしくないから犬用?」というのが由来らしいです。
たしかに、現代だと味が薄い。
昔だと、あまりものとか失敗とか、もう人が食べないものが犬用。
あとは夫婦げんか~

小さいから姫ビワともいうそうですよ。
そのほうが可愛いな。

食べたことはないのですが、名前はビワでもやっぱり無花果だそうですよ。
完熟になった最高の瞬間から虫が一気に集まるそうですので、
人間が実りをいただくときはぎりぎりをせめていくしかないそうです。

虫や鳥や獣、みんななにがすごいって、
それまで知りませんよと放置しておいて、最高の瞬間を見極めて食べに来るところ。
びっくりします。

さて、まだ青い犬ビワ(仮)
どうなるのか楽しみです。

私には子供はいませんが、
先にも書いたように木を避けるより季節の実を食べるほうが良さそうです。
私の気持ちや考え方なので、人に同意を求めるものではありません。
私の気持ちはいつも、なぜダメなのか、なぜ良いのかを知りたい、ただの好奇心です。
ひとつの欲です。

「ダメな理由がわかって自分には問題なくても、ダメといわれてるものはダメなんだ」
というのも一つのスタイルですから、決死で否定しません。
むしろ一つの真面目さとして評価されていいものだと思います。

さて、
現代でも、育成のしやすさや困難度・家への影響などを基準として、
「庭に入れないほうがいい(根付いて大変なことになる)植物」
「種を持ち帰ってしまうかもしれないから、犬の散歩にも気を付けて」
のような記事はたくさんみつけることができます。

これも理由を割愛して、植物名なんかだけが言い伝わって、いつか?
いつか伝説のように漠然と残るのでしょうか。

どうなんでしょうね。

世の中には不思議なことがたくさんあります。
人体や宇宙の神秘ではなく、ましてやオカルトやスピリチュアルではない、社会生活にも!
「自分には理解できないルールになぜ従わなくてはならないのか」
と理不尽に感じることが生活の中にはたくさんあります。
それをただ従わないだけでいると、理屈を解き明かせない自分がバカで悔しいので、
なぜそのルールがあるのかを考えたいものです。
(なんでも陰謀だと結論付けるのは違います)

素直ではありません。
好戦的ということもないのですが、受け入れるために挑みたいのです。
この世に生まれて生きている。

そして無花果はおいしい。

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