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しろごしょう

【泣いて笑って、もっと笑ってごはん!そんな、日常。】 オーダーはお休みをいただいております。不定期教室・イベントでお会いしましょう。

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映画『プラットフォーム』社会実験ファンタジーに震える。

こんにちは、しろうめ庵の「金運はしらないが、食運はある気がする」と言い続けるほう、私です。

先日視聴したのが、こちら。

『プラットフォーム』
PrimeVideo(吹替版)https://amzn.to/3OsxJ1A

ネタバレかもしれないけど恐怖症をひきおこすかたがおられそうな点を書きますよ。
〇閉鎖空間
〇手づかみでむさぼり食う(見た目が残飯)
〇女性が襲われる(視覚的に魅せず、話し声などでわかるぐらいにぼかしてあります)
〇飢えにまかせた暴力
〇温厚な犯罪者
〇必死の説得(ガミガミ説教)

もう上記だけであらすじを満たしてる気がしますが…いちおう!

<あらすじ>
男は、刑務所のような簡素な部屋で目が覚めた。
鉄格子ごしの廊下や窓もなく、本当に部屋だけである。
ただ、部屋の真ん中に穴が開いており、上にも下にも延々と同じ構造が続いているようだ。
二人部屋の相手はこの場にながく収監されており、いろいろと教えてくれる。
上層から食事が供給はされるようだが、その方法は?
あることをすると、処罰として極寒か灼熱の罰がある。
…その行為以外は、とくにお咎めなしに見える。

ということで。
ジャンルとしては「ある結果を求めて特殊環境に生身の人間を収監する実験」です。
けっこうあるんですが、何て呼ぶんでしょうかね。
ものによっては、そのジャンル(実は実験でした)がネタバレになるので、
この手の作品は、棚としてはサスペンスやアングラ系に分類されがちです。

階層の入れ替わりはあくまでもランダムなので、模範的行動をとる必要はない。
つまり、頑張って出所を目指すというような目標がない。
刑期もないので、どの程度を耐えしのげばという目安もない。
本当に「生存」に集中しなくてはならない。
なのに自己調達の努力の余地はなく、おりてくる食糧にたよるしかない。
とんでもなく恐ろしい!!!

良い意味で「胃袋をつかむ」といいますが、
虜にするという言い回し(虜、捕虜、囚人)なんだかんだで怖いですし、
食糧を支配されることはこんなにも恐ろしい…
あぁ。
などと思いながら、雑な自炊の食事をとりながらみました。

そして、その社会実験に対して被験者たちがどう「NO」をつきつけるか。
この映画、大きなギミックがあるとはいえ延々と一部屋とそこから除く穴で展開します。
まるで小さな劇場の、実験的な演劇をみているような感じなんですよね。
特殊撮影のドラゴンや魔法なんかは助けてくれない、設定と芝居だけで見せる作品。

「ばかばかしい・薄っぺら・わかってない・設定のここが甘い」
どの作品をみても常にそういうことしか言わない人もいます。
でもね、そういう人は作品を見てないんですよ。
指摘できる自分はカッコイイ…そんな幻想の下、
見れば出ないはずの空虚な指摘を、楽しいと信じて繰り返す悲しい獣です。
なので「みるかどうかはレビューで決める」とか、そういうのはもったいないですよ。

なんとなく、そういう出来事が続いていたので、
作品の直接の感想ではないですが、そう思って終わりました。

久しぶりに『ありっちゃあり』シリーズを聴いたら、
この映画の話題がありました。

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プロフィール

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しろうめ庵
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女性
職業:
絵描き
趣味:
映画・読書
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いつも応援ありがとうございます。
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まだまだ至らない点はありますが、是日々精進で頑張ります。
よろしくお願いします。
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