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しろごしょう

【泣いて笑って、もっと笑ってごはん!そんな、日常。】 オーダーはお休みをいただいております。不定期教室・イベントでお会いしましょう。

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映画『ザ・ロストシティ』

こんにちは、しろうめ庵の体調が良くても悪くても食べるのが止まらないほう、私です。
暑い日が続きますが、なんとか生きております。

さて、今日は2022年06月24日(金)公開の映画。
周囲というか、Twitterでも私の視界では話題を見かけません。
けれど、日本のメインビジュアルが良すぎる。

なんで首に枕?
なんで台車で運び出されてるの?
なんでそのキラキラ衣装??
え、その爆発の仕方は完全に……
かっこつけてるようでおかしなビジュアル、
これは…なつかしめのタッチのコメディの予感。
ギャグの気配がするであります!!!
やぁ…いいなぁ。
「配信が始まったら、ピザとチキンとコーラのみ比べしながらダラダラな」

と、思ってたら、
あれ?
俺たちが愛してやまない(主語が特大というオタク表現)
ダニエルラドクリフ氏がヒゲもっそり蓄えてでてる??
あぁ、我慢できずに観に行ってきました。
※もともと山笠を観たくて。

公式ホームページ
https://thelostcity.jp/#

ネタバレにならない感想でいうと、
〇インディ・ジョーンズのような80年代のバキバキの面白冒険のテイスト
〇現代の端末って、そういえば昔はスパイ・軍人・富豪しか持ってなかったなぁ
〇でも、昔ながらのお約束は盛沢山
〇役者バリエーションや使い方が贅沢

うん。
以下は内容に触れます。

拍手




〇オタク女子の解像度が高い
これは、アメリカ系の子供アニメは以前からガッツリ書いてきたあれ。
ブサイク・デブ・ガリ・もじゃもじゃ・ちんちくりん・ブス・耳年増スケベ…
というような、日本のドラマタイムだと省かれる存在。
それが普通にたくさん出てきましたよね。
「学術はエッチ恋愛小説のロマンチック要素ぐらいにしか受け取れてなさそうなアホ、
だがしかし熱心で課金をしてきたファン」
というテイストが実に生々しい。

みんながみんな救いようのない愚鈍で寒々しい……
という見ていてつらくなるような冒頭でしたが、
アレルギーの一夜までだとおもいます。
それまでの愚かさは、主人公のフィルターを通したものだったのでは。

〇水は相性が悪い、入ることができない→言ってる場合じゃない→湿疹。
これも生々しいし、現代的ですね。
命がけの時は選べないけど、アレルギーって言いだしづらい。
ひとむかしまえまで、
アレルギーへの認識が甘いだけでなく、
「そういうのNGなんで」ぐらいの意味でアレルギーって言い回しを、
作品でも日常会話でもよくみかけてましたからね。
そのうえ、モデル氏は表紙の仕事の時はお肌を小麦色にぬってたんでしょう?
小麦色に限らず、撮影用のメイクをおとすのも大変なんだろうなぁ。
オイルでかなりがんばるのかな。

〇島の若者が、島を大事にしているのが良い
しかもそれを分かってて「彼は反対をしてるけど、島では仕事を選べないから」と本人の前で言ってしまう悪富豪も良い。

〇ヒルがでるのが良い
いや冒険ものでみんな平気でばしゃばしゃいくけど、水場ってこうだよねっていう。
そのシーンをかかないだけで、みんな嚙まれてる…という感じでもなく平気すぎる。
たまに、このヒルに困らされるシーンをはさむ映画があって、そのたびに嬉しいです。
変なこだわりですみません。
でも、まぁ、単なる陰部用装置でしたね。
漫画で女性キャラクターに似たようなシーンがあると炎上する時代ですけどね、
それについても少し出てきましたね。

〇ジェンダー
男か女か関係なく、撃たれないから盾になるというアイデアは男女平等。
しかし、こういうときは「女を盾にした」かたちになり差別となる。
同時に男性が男性性を押し付けられてることにもなる。
一部の声の大きい活動家のいう女性の権利とは、平等ではなくお姫様待遇という差別。
仕事に全力でお洒落もしていて、でも家庭の問題もあるし独身の友人。
これまた、無理に恋愛をせず、
彼女にピンときた男も、ふられてもよくわからないままでもなんか楽しい。
あれ、なんか涙が(笑
恋愛小説家が主人公で、本人は結局恋愛をするけれど、
周囲も自然なままでよかったなと思います。
そこに、美男美女だけが恋をする資格を持っているのか?みたいな差別は感じません。
その人の生活や気持ちに必要なものを得て終わる、それが恋愛なのか休暇なのかの違い。
男女で乗り越えた苦難であり、
しかし二人ではどうにもならないときに同性の親友が現れる。
その親友が守る家族=ばぁちゃんも、同僚女性が一緒に支えてくれる。
こんなハッピーエンド。
ハッピーだなぁ。

…あれ?あの編集女史コンビは同性パートナーなのかな?
なんか、普通にばぁちゃんとなじんでますよね。
だったらそれはそれでハッピーだな。
過剰にかきすぎずに、もしかしてそうなのかな程度の描写って自然ですもの。
あくまでも冒険が主流だから。

ハッピーエンドと言えば、ブラピですよ。
かっこよすぎる。
登場シーンで、モデル氏が乙女の眼差しになってる演出最高。
明らかに仕事の女神というだけじゃない好きな女性の救出のはずなのに、
「あぁぁぁぁ救いの神ぃぃ」という状況での、演出がまさかの乙女視線。
(あれ?これゴールデンカムイかな?)
そして、コメディ用だよねっていう、アクションに笑いました。
ゲームのタイムアタックプレイをしているような動き。
からの、あっさり退場。
からの、あっさり復活ハッピーエンド。
使い方が贅沢すぎます。
劇場内、数組しかいなくてゆるんでるのか、皆さんめっちゃ笑い声でてました。

あと言いたいことがまだあるのに、
なんかもう言葉が煮崩れちゃう。
はー…

ただ、
私だって毛玉ちゃんと一緒に寝たいし、
小説で称賛されたい(といいつつ、ずっと書けてない)
よーし。
なんか書こうかな。




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職業:
絵描き
趣味:
映画・読書
自己紹介:
いつも応援ありがとうございます。
好きなことを好きなようにマイペースで挑戦しています。
まだまだ至らない点はありますが、是日々精進で頑張ります。
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