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しろごしょう

【泣いて笑って、もっと笑ってごはん!そんな、日常。】 オーダーはお休みをいただいております。不定期教室・イベントでお会いしましょう。

カテゴリー「読書・映画の備忘録」の記事一覧

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ふりかえり

こんにちは、しろうめ庵の、スーパー戦隊でいうなら黄色を着て緑のところに立っているほう、私です。なんのこっちゃ。

最近のお片付け状況。
もう流通はないと思ってましたが、古本をamazonでみつけましたよ。
私も古本屋さんに出すので、どこかの店頭にいくのか、はたまた処分されるのか。


そしてなにより、巨匠が星になったこと。
にかっと笑うおじいちゃん、スタン・リーおじさん、大好きでした。
自分は好きという気持ちにどれだけ正直であれるか、ということをなんとなく考えました。
いろいろ思うところはありますが、彼に関していえば「感謝」の一言に尽きます。
感謝。
そして、もっと上へ、その次へ。
Excelsior

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『ねこもくわない』

崖から落ちそうになった相棒を見て「ファイトォォォォ」と叫びながらも、精神的に追い詰められて「マイブームという表現は死語ではなくサブカル用語(みうらじゅん氏でしたっけ)」とか考えてそうなほうの、私です。
しろうめ庵に参加することのなったかたは、私とマッスルなアウトドアをしてはいけない(というか私がマッスルな活動ができないのか)

前置きが長くなりましたが、マイブームなんです。
カレー沢薫、というギャグ漫画家さんでエッセイ(文章)のお仕事もさえさえなのに会社勤務もずっと続けているという奥様。
という肩書だと、よぼど「キラキラ女子」みたいなのに、むしろそういう言葉に首をかしげるダークサイドなオタク女子作家さんです。

ギャグ漫画は、見た目がいいクズ・美形なのに趣味に生きていて世間とずれている人・ネコがよくでてきます。
エッセイは自虐が主軸になってますが、さわやかです。
「他人の不幸は蜜の味、今日も他人の不幸でメシがウマい」というような、見下す快感とはまったくちがいます。

正直に言いますと、おかしな表現かもしれませんが、

神聖なものを見た!!

SNSをみていると、個人の執筆でも、広告や拡散でみかけるようなどこかの公式サイトの連載でも、
「自虐とみせかけて毒舌」という形を安易に演じているがそれですらなくて、「アイアムナンバーワン」しか聞こえてこないサゲサゲなものを、いやというほど目にします。
もう地雷としかおもえなくて「いちげんさんお断り」というか、自分の視界に入ってきて読むことを目が自動的に拒否していることが増えました。

そんな私にやさしくない似非自虐時代に!!
カレー沢女史の文章は美しく、正しく、心揺さぶるものがあります。

風刺的な描写であっても「普通のことを普通にできてる人」への敬意があります。
魅力を語りつくすのに何文字必要なのかわかりませんが、そろそろ話題を先に進めないと寝れません。

さて、そんなカレー沢ワールドとの出会いはこちら。

『ねこもくわない』

基本無料の漫画サイト(ピッコマ)で1話無料でした。
あまりに引き付けるものがあって、以降1話しずつバラ売りで買いました。
お恥ずかしながら、基本無料サイトの有料コンテンツって、サイト内で配布されるポイントである程度楽しめるものなんですよね。
とかいうと、こちらもそうっぽいでしょう。
いえいえ、

いわゆる基本無料の漫画サイトで初めて課金しました。

で、それ以降はこのかたの作品をkindle(アマゾン)でずっと買っております。
なので、この作品も買おうかなと迷ってます。

前述のような、二枚目のクズとネコのいろいろ世紀末な日常をえがいたギャグです。
俳句をきいているような、なんともいえないテンポがくせになります。



自分は会社勤めと絵仕事が両立できずに、絵は休業して趣味ですら手を動かせていません。
自身でも、もっと情熱があれば手が動くんだろうな自分はダメだなーと思ってます。
持病の関係で無理はしないと決めて、自分を甘やかして生きています。
が、
カレー沢女史の作品の独特のさわやかさを味わうと、子供時代に好きな漫画の絵を描いているときに心に満ちていた「ほくほく」が胸にこみあげて、いまよりもう少しだけ頑張ろうという気持ちになるのでした。

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『スーパーナチュラル』

どうも、外資系の会社で日本語のみ(その日本語も怪しい)感じで労働している画家、しろうめ庵の肥満児暇人です。

そんな私に似合う趣味は、そうポテチとチョコとコーラを用意して海外ドラマですね。
ぴったりです。
実はポテチはそんなに食べない人なので、おかきです。
あまいしょっぱいあまいしょっぱいパラダイス!!
コーラもそんなに飲まないので、乳酸菌飲料あまあまです。

アマゾンのプライム会員なので(配送得点だけでも元を取ってるのですが)
プライムビデオが見放題です。
よその有料動画チャンネルで例えると、見放題ビデオプランですね。
いまこれを書いているときと、後日は配信内容が変わっている可能性はあります。
見放題プランではなくて、一話いくらかの有料レンタルに切り替わっているかもしれません。
そうかその点はご容赦いただきたく。

はい。
前置きが長いですが、最近見ているのは今更ですが『スーパーナチュラル』
シリーズがながいので、新規に見始めるのはなかなか勇気がいりますが、
逆を言えば、気に入ってぐいぐい見ても尽きないというのが、今更視聴の良いところです。



お、表示されるのは有料になってますね。
無料と出たら、紛らわしいですものね。

とりあえず、あらすじ
兄弟が狩りに出たきりの父の指令をうけて「ゲゲゲの鬼太郎」する物語です。
一見ただの事件のようで、調べると過去の事件と法則性がという紐解きパートも好きです。
あるときは移民の源流の伝説が歪んだもの、あるときは各地に散らばる都市伝説の共通項。あるときは皆が信じすぎて実体をもってしまったウワサなど、民俗学好きにはたまらんです。
お塩をかためた弾丸を撃ったり、呪いのもとになるものをお焚き上げしたり、日本っぽい。

いいかげんな兄がキレイ系で、インテリの弟がガキ大将系のお顔なのがなんか面白い。
その仕事の関係でいろいろな地域に飛ぶが、定期的に同性愛カップルと間違われていちいち兄弟だと訂正する。まるっきり日本の少年漫画のファンサービス。

とはいえ、
同性愛ということではなくて「同性の相棒」の味はありますよねー、楽しいです。
あと、腐れ縁と、幼馴染と、兄弟はまた違います。

さて、そういうジャンル的な話ではなくてこの作品の感想に戻ると「米」が食べたくなるのです。
雑炊かリゾット、どちらにしても味付きのお粥さんですね。
なんででしょう?
最近の漫画みたいに、食事シーンにやたら力が入ってるわけでもないのですが…
昔話を大量摂取すると、お米に招かれるのかな??

自分も、えがいてない味覚を呼べるような作品が作れたらいいなと思います、はい。

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『ナイツ・オブ・リビングデッド生者の書』感想

こんにちは、しろうめ庵の肉付きよすぎるゾンビのほうです。
アメリカでガチ肥満のご遺体を火葬しようとしたら、死亡で火柱上がったり壁が吹っ飛んだり、かなり盛大なセルフ送り火になったとかいうニュースをみたとき、やっぱり世界は広いなと思いました…自分の肥満なんてまだまだ(いや、そうとうマズいよ、現実を見よう

というわけで、ゾンビコンテンツが好きです。

今日はこちら、ゾンビコンテンツの巨匠、
ゾンビにおける水木しげる大先生(おおせんせい)的存在、
ジョージ・A・ロメロ先生の追悼小説です(ゾンビの巨匠だから、てっきりご本人がよみがえるかと思いきやそこは人間、でも巨匠は作品が生き続けるし、作品が子を産んでいくというこの現象が素晴らしい)

というわけで、前置きダラダラこちらです。



短編集ですね。
主人公が見ていないところでも世界が動いている。
その、物語で切り落とされている背景を拾い集めたような美しい短編集です。

ゾンビ作品は基本的には何も残さないものだと思っています。
極限の人間ドラマに悲喜こもごもはあるけれど、それが逆にいい。
いうなれば、プレゼントが雑貨ではなく花束やお菓子をもらった様な気持ちだ。
残らない、だがそれがいい。
思い出には残るが、過剰に何かを押し付けない。
メッセージ性を押し込んだとしても、ゾンビコンテンツというくくりが臭みを消してくれる。
なんて心地いい。

この本は、その特性を輝かせながら、一つ一つがほどよい短さという。
なんと優秀な本でしょうか、最高の娯楽です。
娯楽のためにうまれた娯楽、
消費されるために生まれてきた本。
それが私の感想です。

ひとそれぞれですが、
そして、あるあるなのにネタバレをさけて具体的場面には触れないのでした(笑)

自分も、こんな感じで物語を書く能力があればなぁ

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『28日後…』感想/災害、生存、復興。

ゾンビもの数あれど、時代のゾンビは感染系。
ブードゥーのシャーマンやら霊幻導師の仕業ではなく、ウィルスの時代であります。

28日後…
いまそれをいうと『彼岸島』かな?と思われそうですが、すこし前の時代のゾンビ系映画です。



危険性があるのはわかりきってる実験
動物愛護をうたう過激派
災害時の生存
生命維持の先の復興への悩み
復興の象徴としての性

なかなかのストーリーでありました。
自分は幸せでいたいし、その幸せは白馬の王子のドラマチックなものではなくて平穏安寧な幸せがいいと思っています。
その一方で、人様の逆境は美しく、物語として求めているのも本当です。
これが、人の不幸は蜜の味という精神なのかとたまに不安になるの本当です。
この痛みに対して一番都合がいいのが、ゾンビなのかなと最近感じております。

ゾンビはほどよく響く。
人工甘味料はつかっていない、低カロリーのお菓子のようです。
あぁ、好き。

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プロフィール

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しろうめ庵
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女性
職業:
絵描き
趣味:
映画・読書
自己紹介:
いつも応援ありがとうございます。
好きなことを好きなようにマイペースで挑戦しています。
まだまだ至らない点はありますが、是日々精進で頑張ります。
よろしくお願いします。
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