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しろごしょう

【泣いて笑って、もっと笑ってごはん!そんな、日常。】 オーダーはお休みをいただいております。不定期教室・イベントでお会いしましょう。

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映画『テリファー(吹替版)』シンプルな害意

こんにちは、しろうめ庵のなんでもかんでも怖いほう、私です。

先日みたのはこちら。
『テリファー』

ネタバレかもしれませんが、恐怖症ポイントは先にお伝えします。
・ピエロ
・快楽殺人鬼(スプラッタ表現、死体をいじる)
・不衛生なトイレ
・大ネズミ(虫は出てきません)
・狂い雛/心の壊れている美女のような表現。

大丈夫そうですか?
では、プライムビデオのページをご紹介します。

(吹替版)https://amzn.to/3a3gVPY
(字幕版)https://amzn.to/3PSI6gU
※prime videoの見放題対象のリンクです。期間によっては、対象外(個別の有料レンタル)になることもあります。

あらすじはシンプルです。ジャンル名以上・概要欄未満の文字数でいうと、
「ハロウィンの夜に、ごきげんなティーンエイジャーが仮装した殺人鬼に追いつめられる」
コンテストの課題だったのかなというぐらいの王道ですね!

殺人鬼が、本当に人間の人でなしなのか、人間ではない何者かなのか。
無邪気にためらいなく楽しそうに罪を犯す者が、仮装をしていると本当にわかりません。

また、この殺人鬼に「ご事情」などもありません。
なにか精神の闇を象徴するようなものがないわけではありませんが、純粋に「悪」。
繰り返しますが、本当に楽しそうに殺害して弄ぶだけの、悪人キャラクターです。

実は最初の数分は、雲行きが怪しかったのです。
「もしかしてスプラッタなのに、暗くて退屈な哲学をかぶせてくるのかな?」
※哲学がつまらないのではなく、つまらない哲学。
しかし、本編が動き始めると、
場面=焦点の当たっているキャラクターの切り替わりもテンポが良く、
そのキャラクターたちの描き分け(個性)もはっきりしていて、見やすかったです。

…ということで、構造がスッキリしているだけ、裏のないハレの害意が際立ちました。
胸糞悪いといえばそうなんですが、ふっきれてるなぁと。

グロテスク描写については「表情や状況でわかるところは、それで表現してグロをうつさないように処理してるのかな」と思ったのですが、気のせいでした。

あらすじと感想まで一瞬で終わってしまった…
いえ、あれなんですよ。
本当にキャラクターがわかりやすいのが良いなって。
なんというか、可愛いのですよ。
なんでだろう?
犠牲者が使い捨てではなく、個性がしっかりあるのって丁寧な印象がありますね。
限られた時間で、多くを語らずしてストーリーを感じさせる技なんでしょうか?

それも含めて、まるで何かのコンテストやコンペで作った課題作品のような印象でした。
レンタルや映画館でお金を出して観る作品かというと答えられないのですが、
見放題にあるときは「観てもいいんじゃな?」と人に言えるかもしれません。
もちろん、この手のジャンルが好きな相手にだけです。
あーでも、そういう面々は見たことありそうですけどね。

めでたしめでたし。

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まだまだ至らない点はありますが、是日々精進で頑張ります。
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